らくがきが大好き、音楽を聴くのも歌うのも大好き、コーヒーとアイスクリームが大好きなおっさんです。
今振り返ると、小さいころかららくがきが大好きだったんですね。
産まれ落ちたのは田んぼに囲まれた田舎。
天の川もきれいに見え、蛍も家の周りを普通に飛んでいました。
家にはイヌ、ネコ、ウサギ、ニワトリ、牛がいて、朝は鳥や牛の鳴き声で目が覚め、昼は田んぼのお手伝い、夜はみんなでテレビを観て寝るといった田舎暮らしでした。
おそらく最初にもらったおもちゃと呼べるものは、裏紙と鉛筆です。
字を書いたり絵を描いたりして、ずっと遊んでいたようです。
ここが私のらくがき人生の始まりです。
そんな子どもが小学校に入って、教科書やノートにらくがきしないわけがありません。
高学年になるに従い、すべての教科書にパラパラ漫画を描き、教科書の肖像画は砂消しゴムを使ってまったく別の人に描き換えたり、余白がなくなるまでらくがきしたりしていました。
そして友人と見せ合いっこをして遊んでいました。
中学校になると教科書の厚みが増したのでらくがきは当然多くなり、パラパラ漫画も長くなりました。
だんだんとエスカレートして授業そっちのけでらくがきしていて、先生に怒られることもたびたび…。
高校、大学でもらくがきは続き…、その後結婚する時に荷物を整理していて、出てきた大学のテキストにびっちり描かれた落書きを見た奥さんが非常に呆れていました。
社会人になってからは、らくがきのことを忘れて一生懸命に働いていました。
しかし20年ほど経ってたまたまSNSで高校の同級生とつながり、昔のノリでらくがきを投稿したところ、他の同級生からもSNS用のプロフ画像を描いてほしいと頼まれたのです。
そんならくがき生活が再開した矢先にたまたまSUZURIと出逢いました!
適当に描いたらくがきをアップすると、あらフシギ、いろんなグッズになっちゃうんです。
「これは楽しいな」と、ノリで作っていきました。
ご覧になってお分かりのように、私の描いているのはイラストと呼べるような立派なものでもありません。
教科書の片隅に鉛筆で書かれた変ならくがきを見つけたときのように、肩の力を抜いて楽しんでいただけると幸いです。